サービス付き高齢者住宅「銀木犀」 最期まで生活を支える

住宅街のイラスト
こんにちは

先日テレビで見た、サービス付き高齢者住宅「銀木犀」。

自分が高齢になり、人の手助けが必要になったら・・
住んでみたいと思える、とても素敵な住宅です。

サービス付き高齢者住宅「銀木犀」

銀木犀」は建築資材メーカーのシルバーウッドが運営する、サービス付き高齢者住宅で、首都圏に9か所あります。

もともとは建築資材メーカーなので、建築にはかなりこだわっているそうです。

エントランスをくぐると、ヒノキの無垢材を使ったフローリングやモダンな照明、壁一面に本が並ぶライブラリーなど、とても素敵な空間です。

テレビや雑誌で度々取り上げられていることも、後で検索して知りました。

サービス付き高齢者住宅とは

「高齢者住まい法」の改正により創設された介護・医療と連携し、高齢者の安心を支えるサービスを提供するバリアフリー構造の住宅です。

この制度は、高齢者が安心して生活できる住まいづくりを推進するために制定されました。

住宅としての居室の広さや設備、バリアフリーといったハード面の条件を備えるとともに、ケアの専門家による安否確認や生活相談サービスを提供することなどにより、高齢者が安心して暮らすことができる環境を整えます。

サービス付き高齢者向け住宅 情報提供システム ホームページより引用

様々な工夫

施設の中には、駄菓子屋や食堂が併設された施設もあります。

駄菓子屋の店長は入居者の方。
テレビでは、買物に来た子供たちに、自分で買物の金額を計算してねと伝えているのもご愛敬。

食堂では、近所のお母さんと子供さんがゆったりと食事を楽しみ、入居者も子供と触れ合いにふっと訪れる。

地域に密着した施設、という印象です。

地域に住む方が、高齢者が住まう施設がどんなところか知る機会や、関わる機会は、意外と少ないのです。

銀木犀では、地域に自然に溶け込む工夫がいろいろとされているのが、素敵だと思います。
これからはどんどん当たり前になっていくのでしょう。

人生の最期はどこで生活したいか

誰もが年をとり、やがて、身の回りのことに人の手助けが必要になる時期がきます。
住み慣れた自分の家に住み続けるのもひとつ、サービス付き高齢者住宅に住むのもひとつ、いろいろな選択肢があります。

地方では持ち家率が高く、使い勝手がいいように改修もしやすいですが、都市部では、高齢者の住宅は今後の課題と言われています。

自分や大切な家族が最期を迎える時、どこでどんな風に過ごしたいか・・
一度考えてみるのもいいのではないでしょうか。

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じゅん

作業療法士をしています。 読書と山歩き、音楽が好きです。 詳しいプロフィールはこちら。

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