初心者向き 登山用ストックをどう選ぶ?

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こんにちは

ハイキングに必要な物といえば、まずは靴、リュックです。
ストックは、必ずしも必要ではありませんし、持っていない方も多い印象があります。

私はストック使用派です。
初心者の方は、どのように選ぶとよいでしょうか。

ストックを持ったきっかけ

はじめて屋久島に行く時に、長距離の登山に自信がなくて、お守り的に持ったのが始まり。
下山時はとても楽だったので、それ以降よく使っています。

ストックの役割

●足全体、膝の負担を軽減する
腕の力を使うことで、足の負担を軽減できます。
下山時は膝への衝撃を和らげることができます。
●バランスの補助
軽くバランスを崩した場合、ストック立て直すことができます。
バランスが崩れないようにも使えます。

ストックの種類

●I字型
横から握るストック。
ストラップに手首を通して腕全体で重さを分散させる。登りや長距離歩行に適している。
2本で使うことが一般的です。
●T字型
上から握るストック。
力を下向きにかけやすいので、下山での効果が高い。
1本で使うことが一般的です。

私はT字型を使用しています。

ストック選びの視点

●形状
I字型、T字型があります。
グリップがしっかり手にフィットするか、触って試しましょう。
●重量
材質により重量、価格が異なります。
私は何も考えずに買ったので、あまり気にしていませんでした。
●操作性
上りと下りでは、適切な長さが違うので、途中で調整することが必要です。
レバータイプ、スクリュータイプ、折りたたみタイプがあります。

登山の途中に、短くしてリュックに片づけたり、長さを調整する必要があるので、操作しやすいものを選ぶのがおすすめです。

あと、岩場など引っかかる可能性のある場所ではかえって危険なので、
持っていれば安心というものでもなく、自分で判断して使うことが大切です。

足を痛めた方は、使うのがおすすめ

足を痛めたことがある方は、使うほうがよいと思います。
無意識に痛めた側をかばって歩くので、姿勢が左右不均衡になります。
長時間になると、腰や足の筋肉に負担をかけてしまい、
関係ない部位に新たな痛みを起こすことがあるのです。

ちなみに、登山とは関係ありませんが、
その昔、足の小指の骨を骨折した時に、杖をつかず歩いていたら、
ぎっくり腰を起こしてしまい、後悔した経験があります・・

 

自分に合う道具をうまく活用して、ハイキングを楽しみましょう!

 

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じゅん

作業療法士をしています。 読書と山歩き、音楽が好きです。 詳しいプロフィールはこちら。

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