「されど愛しきお妻様 『大人の発達障害』の妻と『脳が壊れた』僕の18年間」 ~本
こんにちは
今回は本の紹介です。
41歳で脳梗塞を発症し、高次脳機能障害になった鈴木氏と、「大人の発達障害」の妻との生活が描かれています。
されど愛しきお妻様 「大人の発達障害」の妻と「脳が壊れた」僕の18年間
鈴木大介 著 講談社 2018年
本の扉ページには、このように紹介されています。
41歳で脳梗塞に倒れたものの、懸命なリハビリの末に現場復帰したルポライター。その闘病生活を支えた「お妻様」、実は「大人の発達障害さん」なのでした。「家事力ゼロだったお妻様」と、高次脳機能障害となった夫が、悪戦苦闘しつつ「超動けるお妻様」と「妻を理解できる夫」になるまでの、笑いあり涙ありの18年間を辿ります。
高次脳機能障害に関わる方には、特におすすめ
お妻様は大人の発達障害さんで、注意障害があります。一度に複数のことができない、忘れてしまう、他のことに注意が向くとずっと集中してしまうなど・・
鈴木氏は、今までは何でできないのかと、いろいろと対応されてきました。
約3年前に、自身が脳梗塞で高次脳機能障害(注意障害、遂行機能障害、記憶障害、感情の抑制困難など)になって、初めてお妻様の不自由さが理解できたそうです。
それからは、夫婦で生活がしやすくなるよう、いろいろな改革を行っていきます。
具体的には、ぜひ本書をお読みいただきたいと思います。
鈴木氏が感じてきた、高次脳機能障害の困りごとについて、分かりやすく想像できるくらいに書いてあるので、高次脳機能障害に関わる方には特におすすめです。
鈴木氏は、現代ビジネスで連載もされています。
こちらも興味深い記事がたくさんあります。
投稿者プロフィール
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作業療法士をしています。
読書と山歩き、音楽が好きです。
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