介護保険福祉用具に10年ぶりの新種目「排泄予測支援機器」が追加された

こんにちは

2022年4月から、介護保険制度の特定福祉用具販売の種目に、「排泄予測支援機器」が追加されました。

機器を購入する際には、介護保険制度が利用できるということです。

簡単にご紹介します。

介護保険制度の「特定福祉用具販売」とは

「特定福祉用具販売」とは、日常生活や介護に役立つ福祉用具を販売するサービスです。

利用料は、購入金額の1,2,3割で、負担割合は利用者によって異なります。

ただ、福祉用具購入の対象種目は決められていて、何でも好きな福祉用具を購入できるわけではありません。

・腰掛便座

・自動排泄処理装置の交換可能部品

・入浴補助用具

・簡易浴槽

・移動用リフトの吊り具の部分

上記の福祉用具を使う必要があれば、購入金額の1,2,3割を支払えばいいので、とても便利な仕組みです。

詳しくは、福祉・保険・医療の総合情報サイト「WAM NET」をご覧下さい。

 

排泄予測支援機器とは

利用者が常時装着した上で、膀胱内の状態を感知し、尿量を推定するものであって、一定の量に達したと推定された際に、排尿の機会を居宅要介護者等またはその介護を行う者に通知するものである。

例えば、下記のような商品です。

D Free HomeCare(トリプル・ダブリュー・ジャパン株式会社)

 

センサーを下腹部に装着しておき、膀胱内の尿量を推定します。

尿がたまってきたら、失禁してしまう前に、そろそろトイレに行きましょうと知らせてくれる機器です。

 

用語の説明

居宅: 自宅や賃貸住宅、サービス付高齢者住宅などのこと。介護老人保健施設や特別養護老人ホーム等のいわゆる施設は該当しません。
要介護者: 介護保険制度において、要支援1・2、要介護1・2・3・4・5のいずれかの認定を受けた方。


利用が想定される方

運動動作の低下、排尿のタイミングが不明、または伝えることができない等により、トイレでの自立した排尿が困難となっている方であって、排尿の機会の予測が可能となることで、失禁を回避し、トイレで排尿をすることが見込める方、とされています。

 

道具は生活を便利・快適にしてくれる

私たちは、自分の生活に役立つ道具を活用して生きています。

いろいろな福祉用具は、その方やご家族の生活を便利・快適にしてくれます。

今回、2022年4月から「排泄予測支援機器」が介護保険制度で利用できるようになりましたが、今後も新たな福祉用具がどんどん開発されて、介護が必要な方が生活しやすくなるといいなと思っています。

 

 

じゅん

作業療法士をしています。 読書と山歩き、音楽が好きです。 詳しいプロフィールはこちら。

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