家の中で家族を呼ぶのに便利な「ワイヤレスチャイム」
こんにちは
訪問リハビリテーションの際に、ご本人から、家の中の別の部屋にいる家族を呼びたい、という話を聞くことがあります。
簡単で便利な「ワイヤレスチャイム」をご紹介します。
試しに使っていただくと、「便利です」と言って頂くことが多いです。
別の部屋にいる家族をよびたい
病気や怪我などで、ベッドの上で身体が自由に動かせない場合や、起きる・立つ時に傍で見守ってもらう場合、冷暖房の操作・物を取る・お茶を飲みたいなど、いろいろな用事を頼みたい場合など、ご本人が別の部屋にいるご家族をよびたい時があります。
病院や施設には、ナースコールがありますので、押して話しかければ、職員が部屋にやってきます。
自宅では、すぐ隣の部屋であれば「おーい」と呼ぶこともできますが、離れていると呼べません。
ワイヤレスチャイム
ホームセンターやネットで販売している「ワイヤレスチャイム」は、屋内外で使用できるチャイムです。
構成
送信機(呼ぶ)と受信機(受ける)のセットです。
送信機は電池式、受信機は電池式またはAC100V で使えるものが多いです。
電波の到達距離は、30mや50mなどと商品に記載されています。
私は、50mタイプを持っていますが、一戸建ての屋内で届くという印象です。
価格
1,000円台~3,000円台が多いです。 種類も豊富です。
種類
・送信機と受信機の組み合わせは、いろいろなパターンがある。
1台の受信機に4台まで送信機が登録できるなど。屋内で、寝室・トイレ・浴室など複数の場所に送信機を置くことができます。
・受信機へのお知らせ方法は、音・光・声がある。
商品によって異なりますが、音や光でお知らせするタイプや、会話できるタイプもあります。
・送信機はいろいろな種類がある。
小さくていつも傍に置けるもの、防水タイプで浴室などに置けるもの、スイッチ部分が大きくて手の不自由な方も押しやすいもの、などがあります。
病気や怪我をすると、病院や施設からご自宅に戻られて、新たな生活パターンを作っていく必要があります。生活が落ち着くまでは、しばらく時間がかかるものです。
ワイヤレスコールといった道具をうまく使うことで、少しでも生活を便利にすることができるといいですね。
投稿者プロフィール
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作業療法士をしています。
読書と山歩き、音楽が好きです。
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