【不整脈の入院治療】カテーテルアブレーション(心筋焼灼術)って何?

こんにちは

不整脈(心室頻拍)の入院治療が決定しました。

治療の内容は、カテーテルアブレーション(心筋焼灼術)です。

あーー名前だけで、ビビります・・

どうなるんでしょう、私の心臓。

不整脈の治療

一言で不整脈といっても、いくつかのタイプがあります。

 

以下、国立循環器病センター のホームページより引用

不整脈とは、脈がゆっくり打つ、速く打つ、または不規則に打つ状態を指し、脈が1分間に50以下の場合を徐脈、100以上の場合を頻脈といいます。

不整脈には病気に由来するものと、そうでない生理的なものがあります。例えば、運動や精神的興奮、発熱により脈が速くなりますが、これはだれにでも起こる生理的な頻脈といえます。

また、脈が不規則になるものの中に期外収縮があります。これは30歳を超えるとほぼ全員に認められるようになり、年をとるにつれて増加します。期外収縮の数が少ない場合は生理的な不整脈といえます。一般に脈拍が1分間に40以下になると、徐脈による息切れや、めまいなどの症状が出やすくなります。

一方、明らかな誘因がないのに、突然、脈拍が120以上になる場合は病的な頻脈の可能性があります。頻脈になると動悸(どうき)や息切れのほかに、時に胸痛やめまい、失神といった症状が出ることがあります。また3つに1つ、5つに1つといったように、時々脈が飛ぶ場合は期外収縮の可能性があります。

 

心室頻拍の治療

私は、非持続性心室頻拍 と診断されました。期外収縮が多く起こっている状態です。

 

以下、慶応義塾大学病院 医療・健康情報サイト より引用

心室頻拍に対する治療法としては、定期的に心電図をとって経過を観察するだけでよいものから、厳重な治療を要するものまでさまざまです。

抗不整脈薬の内服、高周波カテーテル・アブレーション、植込型除細動器などがあります。

血圧が低いレベルまで低下した場合は、ただちに電気ショックによる除細動を行う必要があります。心機能が悪く持続性心室頻拍の病歴がある場合には、植込型除細動器による治療が最も確実な方法です。

また、原因となる心臓疾患がある場合は、それに対する根本的な治療も必要です。(心筋梗塞、拡張型心筋症、肥大型心筋症、心奇形など)

 

私の場合は、先生と相談した結果、アブレーション治療をすることになりました。

「定期的に心電図をとって経過を観察するだけでよいもの」ではないのは、とても残念でした・・

アブレーション治療(心筋焼灼術)

腕や足の静脈などから専用のカテーテルを心臓に入れ、カテーテルの先端の電極から、高周波のエネルギーによる熱を発して、心臓の異常な回路を焼き切ります。

ほとんどの場合、局所麻酔や鎮静薬投与が用いられ、電気生理的検査と併せて行われます。

 

心臓CT:
慶応義塾大学病院 医療・健康情報サイトより

 

焼灼術、しょうしゃく なんて言葉は、初めて聞きました。カテーテルで、心臓の組織の一部(異常な信号を発信している部分)を焼いて、異常な信号の発信を止めるのです。

治療の内容は、大体イメージができました。

入院期間は、私の場合は、1泊2日。治療中に何か問題があれば、延びる可能性もあります。麻酔は部分麻酔とのこと。

あーー 人生初の入院&手術、がんばりますよー

 

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じゅん

作業療法士をしています。 読書と山歩き、音楽が好きです。 詳しいプロフィールはこちら。

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