【不整脈の入院治療】治療後のホルター心電図検査 機器の進化でストレスは激変
こんにちは
2021年12月に不整脈の入院治療を終えて、ほっと一息。その後は、不整脈もなく、元気に生活できています。
運動については、治療後1カ月の診察を受けてから相談しましょう、ということになっていました。
診察前に、ホルター心電図検査を行いました。
ホルター心電図検査
ホルター心電図検査は、携帯型の心電計を身につけて、日常生活の心電図を24時間連続で記録するものです。
病院で受ける心電図検査は、その時の心電図を測定します。なので、睡眠中や運動中など、検査以外の時間に不整脈が出ていても、計測できません。
ホルター心電図検査は、携帯型の心電計を身に着けるので、24時間連続して測定をすることができます。睡眠中やトイレ、運動など、24時間の生活の心電図が測定・記録できるのです。
ホルター心電図の機器がちょっと残念・・
今回は、不整脈の治療後に不整脈が出ていないかを確認する目的で、ホルター心電図検査を受けます。
入院中はずっと心電図を身につけていて、治療後によくない不整脈は1回も出ていません。
そう分かっていても、今回の24時間の検査でよくない不整脈が出たらどうしよう・・とどきどきします。
ここからは、ちょっとマニアックな話です。
ホルター心電図検査を2回以上受けたことのある方なら、共感して頂けるかもしれません。
ホルター心電図の機器(携帯型心電計)のことです。
医療機器はどんどん進化しており、携帯型心電計もより軽く、より小さく進化しています。
前回の検査で、携帯型心電計の進化に感動して、記事を書いたくらいです(笑)。
【不整脈の入院治療】ホルター心電図検査を受ける
ところが、今回の検査では、旧モデルの携帯型心電計だったので、けっこうなストレスと不便がありました。
その違いをお伝えしたいと思います。マニアックですよね・・
携帯型心電計の違い
前回の携帯型心電計(FMー1300 フクダ電子株式会社)
今回の携帯型心電計(FMー180S フクダ電子株式会社)
画像が見にくいですが、大きさの違いがお分かり頂けると思います。
あまりに違うので調べてみました。マニアックですよね・・(2回目)
携帯型心電計の進化に感動
重量 | 縦 | 横 | 奥行 | 電池 | 発売年 | |
FMー180S | 78g | 65㎜ | 62㎜ | 18㎜ | 単4 | 2005年 |
FMー1300 | 41g | 41㎜ | 40㎜ | 10㎜ | リチウム | 2018年 |
比較してみると、一目瞭然ですね。13年でこれだけ進化していて、素晴らしいです。
24時間装着した中で感じた違いは、一言でいうと、装着中の不快感です。
新モデルは、本体も電極も身体に貼りつけてあり、コードも薄いので、心電計の存在感をあまり感じません。
旧モデルは、本体は首から紐でぶらさげるので、ずっと重量感があり疲れる、コード・コネクタが体に当たって気になる、もう圧倒的な存在感です。とても邪魔。
まあ、ホルター心電図検査は24時間のことですし、繰り返し何度も行う検査ではないので、それほど気にすることもないのかもしれません。
医療機器によって、検査の負担が随分違うんだなあ、と感じました。
例えば、胃カメラも、昔は口からカメラを入れる方法しかありませんでしたが、今は鼻からカメラを入れることもでき、検査のしんどさが随分楽になりましたよね。
医療機器の進化に感謝しながら、検査の結果が気になって仕方ない24時間でした。
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作業療法士をしています。
読書と山歩き、音楽が好きです。
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