【本】自分で合理的に選択することが大切!  健康寿命を延ばす「選択」

こんにちは。

健康に関する本はたくさんあり、私もよく読みます。

健康寿命を延ばすことが大切であることは、誰もが知っていることだと思います。

でも、私のように「分かっているけどできない」方もおられるのではないでしょうか?

この本のおすすめポイントは、あらゆることを「見える化」して、自分に合った「合理的な選択」をする習慣をもつよう勧めていることです。

しかも、著者の浅野先生ご自身も高血糖があったため、改善するために「見える化」し「合理的な選択」をして習慣づくりをされています。

健康寿命を延ばす「選択」

浅野拓 著 KADOKAWA 2022年

KADOKAWAのホームページより

生活習慣の改善を先延ばしにしているすべての人のための「究極の一冊」

食事、運動、病気予防、治療まで、私たちは毎日小さな選択を積み重ねています。
そして、多くの分岐点を経た結果として、この先、健康でいられる時間が決まってくるのです。

そのために自分でできることは意外とたくさんあります。
そこで本書では、心血管の専門医が「健康寿命を延ばす」たった一つの考え方を紹介します。
ポイントはあらゆることを「見える化」し、自分の体に合った「合理的な選択」をする習慣を持つこと。
(自分で予防・改善するためのツールも紹介します)

医療多様性が叫ばれる今「あなた」が健康を決める時代です。
是非本書を読んで、自らの健康意識を改善していきましょう。

 

目次

プロローグ 人生は選択の連続である
はじめに あなたの健康をつくるのは日々の選択の積み重ね
1章 健康寿命を延ばす「選択」と「見える化」
2章 自分の体に合った「食べもの」を選択する
3章 全身を巡る血液の状態を「見える化」する習慣
4章 運動と睡眠の「見える化」で病気になりにくい体をつくる
5章 治療にも「見える化」と「選択」を
おわりに  私たちは毎日・毎瞬、選択の岐路に立たされている

 

内容

本書で感銘を受けたのは、選択の考え方に尽きるといっても過言ではありません。

この内容は、第1章に書かれています。

選択の考え方

1 パーフェクトではなく「自分の優先順位」で選ぶ

2 「見える化」して選ぶ

3「合理的」に選ぶ

 

1は、「人によりライフスタイルや性格、価値観は違うので、複数の選択肢の中から自分が決める意識が大切」だといいます。

「ライフスタイルによってできること、できないことがある」ともあります。

行動経済学からの視点も説明されています。

この部分に、私はほっとしました。できない自分はダメダメだな~ と思っていたのですが、できる部分は頑張ればいいかなと思えるようになりました。

 

2は、リスクや目標を見える化することが勧められています。

いろいろなアプリやツールも紹介されているので、ぜひ本書をご覧ください。

 

3では、「その選択は未来の自分も同意してくれるかどうか?」を考えることが勧められています。

人生は日々小さな選択の連続です。健康に関するささいなことも、全て自分が選択した行動なんですよね。

この部分も深く刺さりました。

 

第2~4章は、各内容について、詳しく説明されています。

食事、血液の状態、運動、睡眠、それぞれについて、「見える化」「選択」を踏まえて詳しく説明されています。

いろいろなアプリやツールも紹介されています。

 

超おすすめ本です

すごいタイトルです・・が、本当におすすめしたい本です。

健康に関する本はたくさんありますが、

「見える化」して、自分に合った「合理的な選択」をする習慣をもつこと

人によりライフスタイルや性格、価値観は違うので、複数の選択肢の中から自分が決める意識が大切である

と伝える本書。

健康に生きたい私たちに対して、パーフェクトではない自分でも大丈夫という安心感と、できることからやってみようというやる気を与えてくれます。

生活習慣の改善をしたいと思われる方は、ぜひご一読をおすすめします。

 

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じゅん

作業療法士をしています。 読書と山歩き、音楽が好きです。 詳しいプロフィールはこちら。

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