「その靴、痛くないですか? あなたにぴったりな靴の見つけ方」 ~本

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靴屋さんのイラスト

こんにちは

今回は本の紹介です。

私は外反母趾なので、靴選びについて知りたいと思い読みました。靴の選び方などすぐ活用できる内容ばかりで、目からウロコの本でした。

その靴、痛くないですか? ~あなたにぴったりな靴の見つけ方~

西村泰紀 氏  飛鳥新社 2016年

西村氏は、靴のコンサルタント、「シューフィット・神戸屋」の店主です。義父の家業である神戸元町の老舗靴屋「コウベヤ」の経営を引き継ぎますが、2009年に閉店。2010年に中敷き調整の専門店として、店をオープンします。「靴を売らない靴屋」として、足の計測やアドバイスを行っています。

靴のプロが書いた、靴の選び方の本です。

ホームページより

これまでの靴選びは間違っていた?
どんな靴を履いても痛い、疲れる……そんなあなたへ

試着時に気をつける3つのポイントを知れば、あなたの靴選びは変わります!

靴擦れやタコ・ウオノメ、脚のむくみ、冷え、腰痛、膝痛……
これらのトラブルのもとは、実は「大きすぎる靴」だったのです。

日本人女性の足トラブルを引き起こしている「大きすぎる靴」ではなく、
自分の足長(サイズ)と足幅(ワイズ)に合った靴を選ぶこと。
痛みを解消し、健康と美脚をもたらす「ぴったりな靴」を見つけるための1冊です!

目からウロコのあれこれ

・靴のサイズはメーカーによって異なる。パンプスとスニーカーでサイズの表記が違う。そのため、自分で履いて確かめることが大切。

・日本人の足は幅広甲高は思い込み。50歳以上の女性はその傾向があるが、若い年代の女性の足の幅(ワイズ)は細くなっている。サイズには、A、B、C、D、E、EE、EEE、EEEE、F の種類がある。

・体重をかけた時と体重をかけていない時のワイズの差がある女性が増えている。足の指や筋肉をうまく使えていないことで起こる「開張足」が原因。

・大きい靴を履いていることで、足のトラブルが起こっている。理想のフィット感は「ちょっときつめ」

自分の足のサイズを知る

足の長さ、足の幅、足の指が曲がる位置、これらを知っておくことを勧めています。計測の仕方もイラストで示されています。

また、市販のインソールの使い方について、商品名入り、写真入りで詳しく説明されています。

靴を選ぶポイント

靴は裏からチェックする

足の形(エジプト型、ギリシャ型、スクエア型)にあう靴が、裏から見ると分かりやすい。実例として写真が豊富です。

足の甲にすき間がないかチェックする

足の甲と靴の間に指の先が少しひっかかる程度がちょうどよい。指が1本入る程度であれば中敷きで調整が可能。

つま先立ちをしてみる

靴のかかとが抜けたらアウト。サイズが合っていればかかとは抜けない。かかとの隙間は中敷きでも調整は難しい。

自分の足に合った靴を選ぶ

早速、足のサイズを測って、靴を選びに行ってみたいと思います。但し、足のサイズを測るのは、足形を紙に書き写すので、他の人に手伝ってもらう必要があります。

靴選びに迷ったことのある女性に、ぜひお勧めしたい本です。本書は文庫版もあります。

 

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じゅん

作業療法士をしています。 読書と山歩き、音楽が好きです。 詳しいプロフィールはこちら。

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