【不整脈の入院治療】入院治療費を大公開! 1泊2日でなんと( )万円
こんにちは
不整脈の入院治療を無事に終えて、気になるのは入院治療費です。
退院した土曜日は、会計部門はお休みだったので、後日請求書が届きました。
入院治療費と内訳をご紹介します。
入院治療費
請求書を恐る恐る開封すると・・・
436,970 円 と大きな文字で書かれています。
おーーー
治療費が高いだろうとは思っていましたが、かなりの大金です・・
これは、健康保険で3割の自己負担額です。
総額では、なんと
1,453,490 円 !!
おーーー
ゆうに100万円を超えています。
いやーー びっくりしました・・
高額療養費制度に助けられる
436,970円 を支払わなければならないのですが、そんな大金を準備するのは大変です。
日本の医療保険制度には、高額療養費制度 という仕組みがあります。
これは、医療費の自己負担額が多くなる場合に、一定金額以上が給付される制度です。
あーー なんて素晴らしい制度でしょう! 日本の医療保険制度に深く感謝しました。
この制度を利用した結果、実際の支払金額は9万円あまりでした。
詳しくは、別の記事でご紹介します。
診療報酬
ご存知の方が多いと思いますが、日本の医療保険制度では、治療や手術、薬剤などの金額が細かく決められています。
同じ治療を受ける場合、どこの病院で受けても、同じ金額になるのです。
先生の経験年数などは関係ないのです。評判のよい先生のところに患者さんが多くなるのも分かりますね。
この金額(診療報酬といいます)は、国が2年ごとに見直しをしています。
医師の治療だけでなく、リハビリテーション料なども細かく決められています。
治療費の内訳
私の入院治療費について、内訳の一部をご紹介します。(1点は10円です)
入院・検査
DPC包括評価点数(2日間包括算定) 10,059点
手術
経皮的カテーテル心筋焼灼術 34,370点
手術に使う道具
体外ペースメーカー用電極(検査機能付加・冠状静脈洞型) 7,340点 × 3個
心腔内超音波プローブ(磁気センサー付き) 32,700点
経皮的カテーテル心筋焼灼術用カテーテル 39,500点
金額にすると、入院・検査に10万、手術に34万、手術に使う道具に100万 といった感じです。
私の場合、治療は2時間30分程度かかりました。予定では4時間程度と言われていたので、ずっと早く終わりました。
治療の間、医師や看護師をはじめとして、診療放射線技師など8~9名のスタッフの方が、私の治療に時間を使って下さったわけですから、本当に感謝しています。
治療費の例
治療費のことは、入院前にも調べていました。
日数や治療内容によって異なるとは思いますが、いずれにしても、医療費の総額は100万円以上 になりそうだと分かりました。
カテーテルアブレーション治療では短期間の入院や様々な検査が必要となることから、一般的には自己負担額が100万円以上かかってしまいます。
一般的なカテーテルアブレーションの治療費は、事前の心機能チェック、事後の出血や感染など合併症予防処置、治療効果の確認などの諸費用を含め、およそ150~250万円程度とかなり高額です。
入院期間、治療費に関しては、施設によって多少の差があると思います。一般的にはアブレーション治療前後の検査や経過観察を含めて約1週間の入院で、すべての治療費を含めて200万円弱だと思います。これは標準的にカテーテルを5本前後用いて治療し、事前の心機能チェック、事後の出血や感染など合併症予防処置、治療効果の確認を含めた総費用です。
(2022年1月30日時点の情報)
高額療養費制度があって、本当によかったと思います。
制度を利用すれば、年齢や所得、医療費の金額によって異なりますが、実際の自己負担額がかなり軽減されるのです。約4~28万円といったところでしょうか。
次回は高額療養費制度について書きたいと思います。
投稿者プロフィール
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作業療法士をしています。
読書と山歩き、音楽が好きです。
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