【本】歯に対する知識を増やそう  人生100年時代 歯を長持ちさせる鉄則

こんにちは

本のご紹介です。

40代で歯列矯正を行い、歯の本数が少ない私にとって、歯を長持ちさせるのは気になるテーマです。

本書は、Q&Aがふんだんに盛り込まれており、ご自分の歯に対する知識が深まること間違いなしです。

人生100年時代 歯を長持ちさせる鉄則

魚田真弘 氏 クロスメディアパブリッシング 2021年

クロスメディアパブリッシング ホームページより引用

人生100年時代といわれる今。
体の寿命は100年ですが、歯の寿命について考えたことはありますか?
なんと、6歳に生えてくる奥歯の平均寿命は51歳。
一番長生きすると言われる犬歯でも60歳となっているのです(2016年歯科疾患実態調査)。
歯の寿命も年々延びているとはいえ、考えてみれば、からだの寿命との差は40年もある計算になります。

つまり高齢になると大半の方は何本かの歯を失い、失った歯を補う治療をされます。

そして治療をする度に、さらに歯を失って硬い物や歯応えのある物を制限しなければならなくなります。
長い人生、セカンドライフは好きなものを食べて思いっきり楽しみたいですよね。
そこで本書では、歯の寿命100年を目指すため(健口寿命を延ばすため)の鉄則をお伝えしたいと思います。

 

目次

はじめに

第1章 歯の寿命100歳を目指す。健口寿命を延ばすために

第2章 Q&Aで知る。自分の歯をできるだけ治療せず、長持ちさせて、予防する方法

第3章 Q&Aで知る。治療した歯をできるだけ長持ちさせる方法

第4章 Q&Aで知る。歯を失ってしまってから、適切に補綴する方法

 

「はじめに」は、クロスメディアパブリッシングのホームページで試し読みができます。興味のある方は、ぜひご覧下さい。

 

症状別、歯の状態チェックリスト

「はじめに」の中で「症状別、歯の状態チェックリスト」が紹介されています。一度チェックされることをお勧めします。

「赤信号」に当てはまれば、歯科医院に行こうと思いますが、「黄色信号」や「やや黄色信号」に当てはまるくらいなら、そのうち歯科医院に電話をしよう・・と先延ばしになる方もあるのではないでしょうか。

私も完全にそのタイプです(笑)

例えば「やや黄色信号」にある、「歯みがきをしたら出血する」のは歯周病の可能性が高いです。歯周病は大したことがないと思っても、放っておけば徐々に進行しますので、早目に歯科医院に行くのがいいと思います。

私自身が20代の時、歯みがきで出血することがありましたが、大したことがないと放っていました。

40代になって、歯周病で歯ぐきが下がって苦労することになろうとは・・(涙)

歯のことは、早目早目に対応するのがいいですね。

 

内容

第2章 Q&Aで知る。自分の歯をできるだけ治療せず、長持ちさせて、予防する方法 「予防の章」

第3章 Q&Aで知る。治療した歯をできるだけ長持ちさせる方法 「治療の章」

第4章 Q&Aで知る。歯を失ってしまってから、適切に補綴する方法 「補綴の章」   *補綴(ほてつ)

 

各章はQ&Aの形式になっているので、ご自分の関心のある点の知識を得ることができます。

私自身は、歯みがきや矯正、インプラントについて、復習したり新たに知ることができました。

例えば、

Q 歯みがきはいつ、何回するのがいいですか?

Q フッ化物が良いと聞きますが、何が良いのですか?

Q どんな歯みがき剤を選ぶといいのでしょうか?

といった項目があり、1項目につき2~5ページで簡潔に分かりやすく説明されています。

 

人生100年時代といわれるようになりました。

自分の歯をはじめ、心身ともに健康で長く過ごすには、日々の習慣や心がけが大切になってきます。

歯はつい後回しになってしまうことが多いのではないでしょうか。

できることから少しずつ始めて、健康に過ごしていきたいですね。

 

本書は kindle unlimited の対象になっています。(2022年4月3日現在)

 

 

 

アバター画像

じゅん

作業療法士をしています。 読書と山歩き、音楽が好きです。 詳しいプロフィールはこちら。

PAGE TOP