血糖変動が分かる<Free Styleリブレ> スマホアプリがリリース リーダーを買わなくても計測できる!
Free Styleリブレ は、スキャンによる測定で、血糖変動を見える化して、日常の自己管理をサポートする機器です。
今まで、測定には、リーダー(読取装置)とセンサー(腕に取りつける)をそれぞれ購入することが必要でした。
ところが、2021年2月に、スマホアプリがリリースされました!
リーダーを購入しなくても、スマホアプリで測定ができるようになったのです。
ご自分の血糖変動に関心のある方は、気軽に試すことができると思います。
糖尿病で治療を受けている方だけではなく、食後に強い眠気がくる方や、健康診断で要観察といわれた方、やせているけど甘いものが大好きで血糖値が気になる方などには、とてもおすすめです。
ちなみに私も、体型はやせ型ですが、健康診断で要観察といわれ、食べるのが大好きなタイプです。
FreeStyleリブレ
間質液中のグルコース(ブドウ糖)の濃度を測定します。
間質液とは細胞と細胞の間に存在する液体のことで、グルコースは血管を通って体中に運ばれ、毛細血管から間質液へ、さらに間質液から細胞に入って利用されます。
本来、血糖値は、指先を穿刺して、少量の血液を出して計測しますが、1日に何度も何度も穿刺するわけにもいきません。
血糖値とグルコース値は、若干の違いがありますが、この機器のよいところは、1日の血糖値の変動が見えることです。
食事の前と後、その後数時間など、血糖値の変動が、スキャンするだけで測定できるので、とても便利なのです。
血糖値の変動がわかる < FreeStyleリブレ > で測定を始めます
アプリ 「 FreeStyleリブレLink 」
アボットジャパン合同会社は、2/9に、スマートフォンをかざすことで日常の糖尿病管理に用いることができる日本ではじめてのアプリ「FreeStyleリブレLink」iOS版 の提供を開始しました。
2/26には、Android版 の提供も開始されています。
このアプリは、スマートフォンで一瞬スキャンすることで、服の上からでも瞬時にグルコース値を読み取り、血糖変動、矢印による血糖変動傾向、履歴、パターンなどが表示されます。
詳しくは、ホームページをご覧下さい。
やってみました
アプリをダウンロードして、登録したら、すぐに使えます。
アプリとリーダー(読取装置) どちらがよいか
初めての方は、絶対にスマホのアプリがおすすめです。
リーダーの価格は、7,000円台くらいしますので、その金額でセンサー1個が買えます。
すでにリーダーを持っている、私の場合は、スキャンはリーダー、データ管理はスマホアプリが使いやすいです。
リーダーはスマホより小さくて軽いので、仕事の合間などにもサッと測定できます。リーダーの大きさは、縦9.5㎝ 横6㎝ くらいです。
データ管理は、圧倒的にスマホの勝ちです。画面は大きくて鮮明、操作性もよいので、使いやすいです。
ちなみに、実際に血糖値を測定したい方は、リーダーと専用電極が必要です。専用電極は高度医療機器になので、ネットでは買えません。薬局などで取り寄せてもらうことが必要です。
あー もう少し早くアプリがリリースされていたら、リーダーは買わなかったな。
でも、リーダーのコンパクトさも便利なので、どんどん活用します。
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作業療法士をしています。
読書と山歩き、音楽が好きです。
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