糖尿病でインスリン療法をされている方に朗報 2022年4月から「FreeStyleリブレ」が保険適応になります
こんにちは
2022年4月に、診療報酬改定が行われます。診療報酬は2年ごとに改定され、診療や治療、薬剤などの価格(報酬)が定められます。
今回の改定で、いいニュースがありました。
「FreeStyleリブレ」の保険適応範囲が拡大される
現在も保険適応なのですが、範囲が限定されていました。
現在は、「強化インスリン療法を行っている患者さん又は強化インスリン療法を行った後に混合型インスリン製剤を1日2回以上使用しているもの」が対象になっています。
4月からは、インスリン製剤の自己注射を1日に1回以上行っている入院中の患者以外の患者さんに拡大されます。
<参考>
FreeStyleリブレ
私は糖尿病予備軍の可能性があるので、食事などには気をつけているつもりです。FreeStyleリブレは3回ほど使用したことがあります。
(糖尿病予防のカテゴリーをご覧下さい)
FreeStyleリブレは、センサーを二の腕に取りつけることで、14日間、血糖値を測定・記録できます。正確には血糖値ではなく、間質液中のグルコース濃度を測定し、血糖値に換算しています。
スマホアプリ(FreeStyleリブレLink)で測定・記録ができるので便利です。以前は専用の読取装置(リーダー)が必要でしたが、現在はなくても大丈夫です。
FreeStyleリブレでできること
センサーの使用期限である14日間は、スマホをセンサーに近づけることで、いつでも血糖値(正確には間質液中のグルコース濃度)が計測できます。
起床後すぐに低血糖になっていないか、食後の血糖値の変動、血糖値スパイクになっていないか、などが簡単に分かるのです。
スマホで計測しなくても、14日間は自動的に計測し続けていますので、就寝中も計測を忘れていても大丈夫です。
何だか、メーカーの宣伝みたいになってきましたが(一切関係はありません 笑)、私は糖尿病の予防にも役に立つ機器だと思います。
FreeStyleリブレの入手方法
インスリン製剤の自己注射を行っている糖尿病の患者さんは、保険適応で入手できます。
それ以外の方も、ネット通販で簡単に購入できます。センサー1個の価格は7,000~7,500円程度です。
安くはありませんが、2週間使用できるので、糖尿病の予防や血糖値スパイクが気になる方にはおすすめです。
医療機器の進化には感謝ですね。
FreeStyleリブレの使用経験をたくさん書いていますので、よろしければご覧下さい。
血糖値の変動がわかる<FreeStyleリブレ>で2週間の測定を開始
投稿者プロフィール
-
作業療法士をしています。
読書と山歩き、音楽が好きです。
詳しいプロフィールはこちら。
最新の投稿
- 2024年4月28日山歩き六甲山へ登る 仮設トイレが設置されています 有馬温泉→六甲最高峰→有馬温泉【2023年4月28日】
- 2024年4月15日いろいろ新型コロナウイルス感染症 11~17日目
- 2024年4月8日リハビリ・医療新型コロナウイルス感染症 9~10日目
- 2024年4月6日リハビリ・医療新型コロナウイルス感染症 7~8日目